時間の感じ方について。
つい先日、仕事で信州方面へ。
お盆休みや登山ブームのせいか駅も賑わっており、
皆さん何だか楽しそう。
早く自分もお盆休みに入りたいなぁと感じました。
駅に着いてすぐお客様の所へ向かい一時間ほど商談。
そして、蕎麦でも行きましょうと地元でも人気なお蕎麦屋さんへ。
普段は地元ナンバーの車ばかりのようですが、
関西や関東、九州ナンバーがあり混雑さを匂わせます。
お店に入ると客が10人ほどおり、お店の人も慌ただしい様子。
5分ほど経っても注文を聞きにくる気配が無いため声をかける。
天ざるを頼み、しばし談笑。
注文後40分は経過しただろうか。
まだお茶しか出てこないため、
「お蕎麦まだですか〜?」
と女性店員に声をかけてみた。
「少々お待ちくださいませ〜。」
と忙しそうな返事が。仕方ないなと思いつつ我慢。
それから20分〜30分後、
ようやく蕎麦がテーブルへ運ばれてきました。
さすが信州、蕎麦の味は抜群に旨く、
天ぷらもりんごなど地元の素材を生かしており満足いくものでした。
が、食事でこれだけ待たされる経験は初めてで、
結果として満足度は低いものとなりました。
お客様曰く、混雑するとよく待たされる店のようでしたが、
それでもお店は繁盛しているとのこと。
天ざる自体は1500円くらいでリーズナブルでしたが、
これだけ待たされると余計な事が頭をよぎってしまいます。
単純に私の時給が2000円だとすると、
約3500円もするランチだ!と考えてしまいました。
(天ざる1500円+2000円×待ち時間60分=3500円)
勤務地近辺のランチは800〜1000円位が相場なので、
3500円となると相当高い部類になります。
私は比較的何でも美味しいと感じる味覚の持ち主なので、
安くてそこそこ旨い店をよく利用します。
そういう店は回転率を上げるためか、待ち時間は少ない気がします。
そんなこんなで待たされる事に慣れていないためか、
一度今回のような事があれば、次回以降利用しない性格です。
学生時代に某チェーン系飲食店にてバイトをしていましたが、
スピード提供を心がけ、回転率を良くする事が重要だと学びました。
あまり客層の良い店ではなかった為、
長時間待たせてしまうと怒鳴りつける人や、ピンポン連打する人、
中には「10秒で持って来いや〜!」と狂気じみた人もいました・・・
(大半は良いお客さんばかりでしたが。)
社会人になってもスピード対応は重要だと学び、
早いのは良い事で、当然の事だと思っていました。
しかし、
1時間以上も待たせるこの蕎麦屋は繁盛しています。
自分の価値観だけで判断しすぎてた事を反省。